管理番号 | 新品 :50999958 | 発売日 | 2024/03/14 | 定価 | 8,600円 | 型番 | 50999958 | ||
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本書は陸軍省が編纂、偕行社が発行した1933年(昭和8年)9月1日における現役陸軍軍医のオリジナル『実役停年名簿』です。
日本陸軍における人事の基本名簿である『実役停年名簿』の多くは、1945年(昭和20年)の終戦時に焼却され、多くは現存していません。
『実役停年名簿』は、一般の名簿と異なり、その時点における軍人の序列(功績等で毎年変動する)や昇進年月日、職名、位階勲功、生年月日等の個人情報が序列順にとても重要な名簿でした。
名簿には、軍医総監(中将相当官)、軍医監(少将相当官)、一等軍医正(大佐相当官)、二等軍医正(中佐相当官)、三等軍医正(少佐相当官)、一等軍医(大尉相当官)、二等軍医(中尉相当官)、三等軍医(少尉相当官)をはじめ薬剤、獣医の部など1933年時点の現役陸軍軍医が全員、序列順に載っています。
1933年(昭和8年)は、満州事変(1931年9月)から2年、関東軍が満州で熱河作戦等を実施、飛ぶ鳥を落とす勢いの頃。世界史的にはアメリカでルーズベルト大統領が就任、ドイツではヒトラーが首相に就任という歴史的な出来事がおきています。
全部隊に配属されているので陸軍部隊が職名に記載されていますから、地元の聯隊は何聯隊でどんな軍医がいたのか、陸軍省医務局の組織や東大・京大に派遣された軍医も職名に記載されているので興味深いです。
本は日焼けと若干鉛筆による書込み(うすく)と、赤鉛筆で欄外にチェックがされていますが、その他は時代相応です。
令和の御代になり、ますます昭和の時代が遠くなり、入手する機会も減っていくかと思います。歴史や軍事史などご興味のおありの方、本物の歴史的史料はいかがでしょうか?
約200ページ、縦22㎝、横15㎝、厚さ0.8㎝。 写真にてご判断いただき、ノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。ネット上には、本商品の商品の写真を使用した騙りのサイトが見られますが、ヤフオクのみで出品しておりますので、お気をつけください。