Bohland&Fuchs (ボーランド&フックス) クラリネット1940年前後

種類···クラリネットアクセサリー・パーツ···ケースご覧いただきありがとうございます。チェコの楽器メーカー　ボーランド&フックス社( 1870〜1945 )のアルバート式運指のクラリネットです。前の持ち主は、3代に渡り長期間ほとんど使わずに保管していた様です。私の手元に来た時は、タンポ、ジョイントコルクは経年劣化していました。又、キーシャフトのオイルも固くなり動きが悪くなっていました。しかし木管やキーに腐食や錆は殆ど無く、環境の良い場所で保管していた様です。慎重に分解し、木管とキーをクリーニングして、ジョイントコルクとタンポを交換し、新しいキーオイルをさして組み立てました。木管、キーの作動に問題はなく、かなり綺麗なクラリネットになりました。現在のタンポが昔の物より厚さがあって、このクラリネットのキーストロークが小さい為、良い角度でホールをおさえられない所があるので、2箇所は、2㎜厚のコルクタンポを作って取り付けてみました。当方は初級者なので、音階の一部しか出ませんでしたが、音は出ました。マウスピースは手持ちの他の物を使いました。調べたところ、キーの運指がベーム式ではなく、おそらくアルバート式な事もあり私にはこれ以上は確認出来ませんでした。ボーランド&フックス社はチェコのメーカーで、第二次世界大戦終戦後、チェコの楽器メーカーが統合してアマティー社になった事から、1940年前後、あるいはそれ以前の物だと思われます。( 約80年前）演奏も調整も私にはこれ以上は難しいので、出品する事にしました。商品クラリネット本体マウスピース(当時の物と思われます)リガチャーキャップケース(当時の日本製と思われます　K式ケースとプレート記載有　取っ手は当時の仕様に　　　近い形の物に交換してあります。)外したタンポは参考の為残しておきますとても古く、珍しいクラリネットだと思います。ビンテージ　クラリネットにご興味がある方は是非ご検討お願い致します。古い物なので、傷や汚れが気になる方はご遠慮下さい。ご理解いただける方でお願い致します。ここまでお読みいただきありがとうございました。