管理番号 | 新品 :23897035 | 発売日 | 2025/01/14 | 定価 | 8,000円 | 型番 | 23897035 | ||
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当時、1/20スケールの自動車は日本のカーモデル市場ではポピュラーで、バンダイ、イマイ、ニチモなど競うように新製品の開発・市場投入を行っていました。1/12スケールでは既に大きな評価を得ていたタミヤは、この1/20グランプリシリーズで同市場への本格参入を開始し、市販車モデルが主流であった他社とは一線を画すレーシングカーを主としたシリーズ展開で瞬く間に市場を席巻していきました。特に当時、1/12シリーズに憧れながら、とても手が届かなかった若者、子供達から圧倒的支持を受けました。このディスプレィ仕様では、まるで1/12をそのまま縮小したようなハイディテールなパーツとなっており感心したものです。当初、ディスプレィ、モーターライズのコンバーチブルで製作出来た本シリーズもNo.06 ウルフWR-1フォードを最後にディスプレイ専用モデルとなりました。最もアルファロメオやフェラーリのエンジンの中には、どう頑張ってもモーターの組込みは出来なかったでしょうけど。又、脱線してしまいましたが、今回の出品はシリーズ10作目のフェラーリ312T3です。1979年の発売ですから、かれこれ45年近く前の製品ですね。ロータス79が圧倒的な速さを見せた1978年に、唯一対等に戦えたのがニキ・ラウダ移籍後に加入した若き日のG.ビルニューブ繰るこのマシンでした。キットでは、フェラーリ伝統の水平対向12気筒のエンジンがこのスケールで初めて製品化されたのも当時話題を呼びましたね。1/12でしか作れなかった水平対向12気筒エンジンが手のひらに乗る大きさで再現できたのですから。又、これが滅茶苦茶いい出来なんですよ。この頃はドライバーフィギュア付きでしたから、ゼッケン12のカーナンバーを丁寧に貼り付け、G.ビルニューブっぽくフィギュアを塗装して座らせてあげれば、当時のレースシーンが脳内再生出来ます。こちらはそんなに古くない再販品ですので、気になるデカールやスリックタイヤも綺麗な状態です。ちなみにこのタイヤはGOOD YEARではなく、ちゃんとMICHELINのタイヤが新規金型で再現されています! それと、今では入手困難なSTUDIO27製のグレードアップパーツも大サービスします!今では希少な恩田原モデル、是非どうぞ。