管理番号 | 新品 :33299658 | 発売日 | 2024/02/04 | 定価 | 573,100円 | 型番 | 33299658 | ||
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カテゴリ |
日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣 鎌倉末期 文保頃 約700年前 生ぶ茎 乱れ映り鮮やかに立ち小互の目小丁子に小足葉頻りに入る名品 太刀 無銘 雲次 法量 説明 長さ
反り
元幅
先幅
元重
鎬厚
先重
鋒長
茎長
重量75.1cm
2.6cm
3.0cm
1.8cm
0.63cm
0.72cm
0.40cm
2.8cm
19.0cm
696g鎬造、庵棟、身幅広く、反り深く、腰反りつき、先やや細く、中鋒。鍛は、板目肌つみ、杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景入り、乱れ映りたつ。刃紋は、のたれに、小互の目・小丁子交じり、足・葉頻りに入り、小沸つき、匂口明るい。帽子は、直ぐに焼きつめごころ。茎は、生ぶ、先栗尻、鑢目浅い勝手下り、目釘孔二。ハバキは、銅一重。
鎌倉時代末期から、南北朝期に渡って、備前宇甘荘に長船派とは相違する作風を示す雲生・雲次・雲重らの刀工が現れ、その銘に皆「雲」の字を冠することから、この一派を雲類とも、また在住した場所から宇甘派とも呼んでいる。雲生・雲次は、京都に出て後醍醐天皇の抱え工となり、御用を勤めたという。雲次は、雲生の弟と伝え、正和・文保・建武等の年紀を有する作が現存しており、その活躍年代は明瞭である。雲類の作は当時の備前物の中でも個性が強く、備前気質に山城の来派や、備中の青江派の趣きが加味されたものや、大和気質を混在させたものなどがある。本作は、反り深く、腰反りつき、生茎となる優美な太刀姿で、乱れ映りが鮮やかにたつ地鉄に、浅くのたれて、小互の目・小丁子交じり、足・葉頻りに入る名品である。
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