管理番号 | 新品 :36841371 | 発売日 | 2023/10/12 | 定価 | 180,000円 | 型番 | 36841371 | ||
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hyuga_zaka様からお譲りしていただいた、旧ラズロ、ゴールドリーニエのオリジナルプロダクトです。未使用の物を譲っていただき、10回履きました。アッパーは90年代のカールフロイデンベルグ(染料仕上げ)を採用していて、おそらくハンマリングを入念におこなって、バフのかけ方も変えて、よりツヤを出しているそうです。染料仕上げのフロイデンベルグでこんなツヤ感をだすと、オーラが出すぎてしまうところを、東欧らしさを弱めたパターンに掛け合わせて中和をはかっています。フロイデンベルグを0から育てたいと思っていましたが、同じ色のビスポーグがあるために、少し履いて、しまっていました。最近、椎名様が新たな活動を始められたことを知りました。靴が作品になることによって、価値が上がるという考えには感銘を受けましたが、価格については安過ぎると感じます。新品のオールデンよりも低い価格で歴史的価値のある靴が取引されることに、ずっと疑問を感じています。結局は、価格によって人は物の価値を判断します。本質を知る人はごくわずかで、多くの人は5万で手に入れたものは5万円のものとして、50万で手に入れたものは50万円のものとして扱うのではないでしょうか。価値のあるものを安売りすれば、確かに裾野は広がりますが、世間での価値は下がるのではないでしょうか。先日の、ギレスベルガーの革の旧ディンケラッカーが120000円で落札されたことも、安過ぎると思います。あの椎名様にこれ以上の価値の旧ディンケラッカーに出会わなかったとまで言わしめる靴なのですから。偽物のアンティーク時計(チュードルなど)が10万円で頻繁に取引されているオークションです。革靴は安過ぎます。特に、もう二度と作れないような高品質の、将来作品になる可能性を秘めた革靴は、もっと評価されるべきではないでしょうか。靴好きの方、いかがでしょうか。安く売るつもりはありません。売れなくても、ここに高額で出品しているだけでも、みなさんに革靴の価値を知っていただく機会になると思います。自分の子どもが成人して履いてもよいかと思っていますが、ギースバッハのページを見て共鳴した方、この靴の価値が分かって作品に仕上げてくださる方に出会えた場合はお譲りします。他のオークションでも出品しているため、急に辞めることもあります。よろしくお願いします。