管理番号 | 新品 :20619125 | 発売日 | 2024/01/01 | 定価 | 43,087円 | 型番 | 20619125 | ||
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カテゴリ家電、AV、カメラオーディオ機器アンプ一般東芝メーカー・ブランドTOSHIBAフォロー状態やや傷や汚れあり(詳細)オーレックス SY‐Λ88Ⅱ
古い製品ですがいったいどのような音がするのだろうと以前から感心が有り購入したものです。
整備がしてあるとのことでしたので動作しており今に至ります。
当時の長岡鉄男氏の評価は以下の通りでした。
オーレックス SY‐Λ88Ⅱ
SY-Λ88の改良型である。どこが違うか?概観はそっくりだが、ツマミの形や機能が多少違っている。特に見過ごされがちな重要な改良点としてバランスコントロールがある。88では一般的なタイプでフラットアンプの前についていたが、88Ⅱでは、-0.5、-1.0、-2.0、-3.0、-66dBのステップダウン式になり、フラットアンプの後についており、音質への影響をより少なくしている。従って、センターポジションにしておく限り、影響ゼロとみなせる。重量は9kg(11.2㎏)、電源はトロイダルトランス1台、サイズ85径×50㎜、電力容量80VA(角型2台・95×55×65㎜)、フィルターコンデンサーは100V470μF、63V820μFが各8本、サイズは25径×50㎜(88と同様)、型番の由来であるΛコンデンサーは、上位のUΛコンデンサー使用、0.82μF16個、0.22μF2個(0.82μF24個、0.47μF31個、0.22μF2個、他Vコン6個)と、88(カッコ内)とかなり違う。基盤はどちらもガラスエポキシで、消費電力は30W(35W)である。オーレックスのアンプは、シンプルな回路と高級パーツの採用という点で常に他社を一歩リードしてきたわけだが、高級パーツという点では、SY‐99がトップであるが、筆者個人としては99は行き過ぎという観も持っている。シンプルな回路という点では88Ⅱがトップであろう。コンデンサーの数が激減してることは前記のとおりだがトランジスター(FET含む)も少なくなっている。例外はあるが、測定データが同じなら、パーツが少なく信号経路がシンプルな方が聴感上の音はいいものである。88の音質だが、まずレンジが非常に広い、しかも、どこにも強調感、色付けが無く歪感も特に少ない。Dレンジも広く低域はどこまでも伸びてる感じだ。柔らかくさりげない高音はリボン・トゥイーターやリーフ・トゥイーターを思わせる。逆に言えば、ホーン・トゥイーターのような切れ込み、凄みはちょっと出にくい面もある。輪郭は烏口で描いたような鮮明さというよりは、柔らかめの鉛筆で描いたような感じで、コーラスの分解能は非常に優れており、音場も広く深い。優れたプリアンプだが、贅沢を言えば色彩感、エネルギー感、切れ込み、音場の細部の描写が今一歩。とはいえ現行のプリアンプの中では間違いなくトップクラス。特にクラシック向きとして安心して薦められる。PRA‐2000と比較すると、多くの点で88Ⅱが上回っているが、表現力において前記の違いがあり、まさに対照的な性格のプリといえる。その理由としては、パーツや回路等の点で88Ⅱが上だが、電源トランスがひとまわり大きいこと、天板等の共振のしにくさといった点で、PRA‐2000に分があるからではないかと思う。
まさしくこの記述通りの音がします。
誇張感や強調感で音を造ることを考えもしなかった結果として本機が誕生したという印象を持ちました。
稼働し使用もしておりましたが古いものなのでノークレーム・ノーリターンでお願い致します。
また新規の方は入札をお断り申し上げます。当方で削除いたします。
説明書のコピーがあります。